ARとVRを合わせてMR、Microsoft HoloLensとWindows Mixed Reality

PSVRなどで話題のVRですが、そのVRとARを合わせたMixed RealityのMRと言うモノも有るらしい。
これまでMicrosoftはHolographicと呼んでいたが、急にMixed Realityに改名している。
現在開発が進んでいるHMD、Microsoft HoloLensとWindows Mixed RealityはMR対応HMDとなっている。
Microsoft HoloLensは既に開発者向けデバイスとして発売されており、価格は33万3800円。
Amazonでも販売されているが価格は約44万円・・・え、円安・・・
このMicrosoft HoloLensは非常に気になる。何しろHMD単体で動作するスタンドアロン型。
先日ソニーの原田さんがPSVRのワイヤレス化は難しいと述べていましたが、Microsoft HoloLensは最初からワイヤ自体が無い。
しかもMicrosoft HoloLensは見た目が格好良い。
昨日迄、東京ビッグサイトで開催されていたリテールテック2017でもホロレンズを前面に出している。
ホロレンズはGoogleが以前開発したGoogleグラスを進化した様な感じですね。
しかし、このホロレンズ。現時点で全く実用的では無い。
ワイヤレスではなくスタンドアロンと言うことは、ホロレンズ自体に全て詰まっていると言う事です。ですから重い。
動作が重いのではなく、重量が2.6kgも有るのです。
2.6kgですよ?重いノートPCを頭ではなく耳と鼻にかけている状態・・・無理だな。
ホロレンズを装着した映像や画像を見れば分かりますが、皆揃って手で支えている状態になっており、ハンズフリーにもなっていない。
コンテンツを開発するよりも、もっと軽量化しなければ一般的に普及するとは思えない。
と言うことで、もう一つのWindows Mixed RealityはPCに繋ぐ方式になっている。なるほど原田さんが言うとおりワイヤレス化は難しい様子。
これからは軽量化とワイヤレス化が焦点になりそうな感じですね。

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